小さい頃から多才だった吉田葵 俳優を目指したのは兄がきっかけだった

吉田葵のアイキャッチ エンタメ
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NHKのドラマ10『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』のヒロイン・河合優美さんが演じる岸本七実の弟・岸本草太を演じている吉田葵さん。

アカデミー賞にノミネートされた映画「PERFECT DAYS」にも出演されていてその演技に注目されています。

そんな吉田葵さんですが、ダウン症を公表し、俳優として活躍されています。

ダウン症の俳優が、連ドラや映画のメインキャストになったの初めてのことだそうです。

活発な性格で幼少期はモダンバレエなどをやっていた吉田葵さん、どのような人物なのでしょうか?

そして俳優を目指したきっかけが兄の影響ということらしく、今回はそんな吉田葵さんに深掘りしていきたいと思います。

吉田葵のプロフィール

吉田葵の画像
ハッタオフィスより
プロフィール

吉田葵(よしだあおい)

  • 生年月日:2007年1月4日
  • 出身地:東京都
  • 趣味:踊ること・バスケ・LEGO・工作・漢字を覚えること
  • 特技:モダンバレエ・音読・誰とでも仲良くなること
  • 所属事務所:ハッタオフィス

吉田葵さんの生まれは京都らしく、生まれてすぐにお父様の転勤で引っ越され、現在は東京の住まれているようです。

そのため出身は東京都になっているようです。

これまでの主な経歴を調査してみました。

  • 小学3年生で「こどもの城児童合唱団」へ入団
  • 小学4年生で「平多正於舞踊研究所」にてモダンバレエを習い始める
  • 中学に入り芸能事務所「アブニールスクール」に登録
  • ヴィムヴェンダース監督の映画「PERFECT DAYS」に出演
  • 初のNHKの連続ドラマ「家族を愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」に出演

小学3年生で「こどもの城児童合唱団」へ入団

子供の頃から活発な性格で小学3年生の時に「こどもの城自動合唱団」に入団します。

その合唱団の生涯がある子供たちのクラスの「おんがく大好きミュージックパーク」に所属することになりますが、その中でも優秀だった吉田葵さんが指揮を担当することになったようです。

「表現する能力は、ダウン症の人のなかでも優れていると思いますね。だから葵君に指揮を頼みました。30年以上合唱団を率いていますが、指揮を任せられたのは葵君だけ。葵君は誰よりも説得力のある指揮をするから、合唱団の子も誰も文句を言いません」

「こどもの城児童合唱団」を主宰する吉村温子さんのコメント

小学4年生で「平多正於舞踊研究所」にてモダンバレエを習い始める

その後は小学4年生で「平多正於舞踊研究所」にてモダンバレエを習い始めます。

この教室では障害がある子の受け入れは初めてのようでしたが、他の生徒にも負けずにがんばります。

吉田葵さんは周りの生徒たちにもハンディキャップも感じさせず、7年間バレエを続け名取にもなったようです。

中学生になり芸能事務所「アブニールスクール」に登録

中学になり芸能事務所「アブニールスクール」に登録されています。

「アブニールスクール」は日本で唯一知的障害者専門の芸能事務所になり、所属する方々は日々演技やボイストレーニングに励んでいます。

映画「PERFECT DAYS」に出演

ヴィムヴェンダースが監督を務めた「PERFECT DAYS」に出演されます。

役所広司さんやアオイヤマダさん、柄本時生さんなどの大物俳優が出演されている今作品にデラちゃんという、愛らしく印象的な役を演じられています。

NHKの連続ドラマにレギュラー出演

NHKの連続ドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」にメインキャストとして起用されます。

その役もヒロインのダウン症の弟という役柄ですが、NHKのオファーではなく、オーディションにて起用されました。

仕事に対しての姿勢や演技力も、共演者から高い評価を得ているようです。

吉田葵が俳優を目指しったきっかけは兄だった

そんな吉田葵さんですが、父親、母親、兄と葵さんの4人家族のようです。

幼少期から多彩な才能を持っていた吉田葵さんが俳優を目指したきっかけは、お兄さんだったようです。

吉田葵さんのお兄さんが大学時代にチアリーディング部で活躍していたようで、舞台やテレビによく出演されていたようです。

NHK紅白歌合戦などにも出演されているお兄さん、そんなお兄さんが活躍する姿に憧れて俳優になりたいと思ったそうです。

「中学生のとき、お兄ちゃんがたくさん舞台やテレビに出ているのを見て憧れていました(お兄さんはチアリーディングをやっていました)。お兄ちゃんの姿を見て僕も、テレビやお客さんの前に出たいなと思いました。また、合唱団の指揮者やモダンバレエの発表会で何度も舞台に出ていて、とても楽しかったのでずっと続けたいと思いました。そしたらドラマと映画に出ることができたんです。俳優は最初は難しかったけれど、練習したらできるようになってとても楽しかったので、また俳優をしてみたいと思いました」

ほとせなNEWS より

吉田葵さんとお兄さんの年齢差は7つで、お兄さんのことをとても信頼されているようです。

俳優をする上で何か困ったことがあれば、お兄さんに相談しているようです。

── 葵さんは、うまくできなくて悔しかった時、どうしましたか?

吉田葵さん:7つ上のお兄ちゃんに電話で相談しました。お兄ちゃんは「セリフや表情がうまくいかなくても、すぐに気持ちを切り替えよう。次は絶対に成功させると思うことが大事」だと伝えてくれました。お兄ちゃんに言われたことを意識したことで、演技が上達してきた気がします。

CHANTO WEB より

まとめ

今回は俳優の吉田葵さんについて深掘りしてみました。

小さな頃から多彩の才能の持ち主で、ダウン症というハンディキャップもありましたが、舞台やテレビに出ているお兄さんに憧れ、俳優を目指した吉田葵さん。

これからの吉田葵さんのご活躍にも期待ですね。