2024年2月2日放送 19:57 – 20:42 NHK 総合
今回はこちらの番組からの深掘り。
「フィギュアスケートのアクセルってなに?」といつも通りのするどい質問。
これは2006年にトリノオリンピックで、荒川静香選手が披露したことで一躍有名になったフィギュアスケートの技名イナバウアーの名前の由来を知ってる人がいたからわかる人もいたかもしれませんね。
イナバウアーは旧西ドイツの女子フィギュアスケート選手のイナ・バウアー選手が開発した技なので、この名前が付きました。
そう、アクセルジャンプもノルウェーのアクセル・パウルゼン選手が世界で初めて跳んだジャンプでそこから名前が着きました。
そんなわけで他の競技にも選手の名前がついた技があるか調べてみました。
今回はサッカーにスポットを当てて、偉大なサッカー選手の名前からついた技を5個集めてみました。
サッカー選手の名前がついたテクニック
調べてみると、皆さんもご存知のあの選手やらちょっと昔の選手までいろいろありました。
ジダンターン
これは元フランス代表のジネディーヌ・ジダンが得意としたドリブルの技術の一つで、ドリブルカットを狙うディフェンダーの前で足裏でボールを止め、そのボールを軸に体をターンしてかわすテクニックです。
ジダンターン、別名、ジダンの生まれ故郷にちなんでマルセイユルーレットと呼ばれることもあります。
こちらの方が今は一般的かもしれません。
ロナウドチョップ
こちらはポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドの十八番でボールを持っている足で軸足の裏に勢いよく急激にターンするフェイントです。
2024年現在まだ現役ですし、本人が披露するロナウドチョップもまだまだみれるチャンスがありそうですね。
マシューズフェイント
こちらはイングランド出身のサッカー選手、スタンリー・マシューズという1956年にバロンドールを初めて受賞した選手が得意としていた技です。
足の細かなステップと同時にボールを動かすことで、相手の重心をずらして体の横をすり抜けるフェイントです。
クライフターン
クライフターンは、オランダのレジェンド、ヨハン・クライフが完成させたドリブル技術で、パスやクロスを上げると見せかけて、ボールを蹴る代わりに足のインサイドでボールを軸足の後ろを通して、体を90度回転させ、守備の選手を置き去りにするテクニックです。
日本代表の三苫選手も多用する技で、三苫選手のクライフターンも見たことがあるのではないでしょうか。
香川ターン
さて、最後に日本人の名前がついたテクニックです。
こちらは元日本代表の香川真司選手が得意とする技で、ターンしてからのドリブルで突破する技です。
足でボールをターンせずに体からターンすることが特徴です。
まとめ
サッカーにも選手の名前がついた技がたくさんありますね。
ちなみにマルセイユルーレットは、ジダン選手が得意としていたため「ジダンターン」ですが、マラドーナも得意としていたため、同じ技ですが、「マラドーナ・スピン」とも呼ばれていました。
他の人がやったらただのルーレットですので、ルーレットが得意な人は自分の名前や出身地をつけてみるのも面白いかもしれませんね。
三苫選手なら鷺沼ルーレットとか…。
皆さんも新しい技を開発してみて自分の名前をつけて見てはいかがでしょうか。