『光る君へ』盗賊だった直秀 なぜ殺されたのか? 最後に直秀が握りしめていた泥の意味

直秀なぜのサムネイル 大河ドラマ
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『光る君へ』第9回でオリジナルキャラクターであるが、主人公のまひろと道長に多大な影響を与える直秀(舞熊克哉)が衝撃のラストを迎え退場となりました。

毎熊克哉さんのXで投稿された散楽一座の写真を見ると胸が熱くなりますね。

散楽一座の最後に視聴者の間では直秀ロスとそれについての推測がSNSでは話題となっています。

なぜ一度は流罪という刑が下されたのに殺されてしまったのか?

最後に握りしめていた泥の意味とは?

それについて少し深掘りしていきたいと思います。

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直秀という人物

直秀は『光る君へ』第二回から登場し、その立場やまひろや道長の関係で徐々に存在感を増して、今やなくてならない存在になりました。

そんな直秀を簡単に説明すると以下のようになります。

散楽の一員
直秀

町辻で風刺劇を披露する散楽の一員。当時の政治や社会の矛盾をおもしろおかしく批判する。その自由な言動に、まひろ(紫式部)と藤原道長は影響を受ける。一方で、本性のわからない謎めいた男でもある。

NHK公式ページより

直秀はお昼は散楽一座の一員として働き、夜は貴族の館に盗みに入り盗んだものを貧しい人たちに分け与えるという愛されキャラとして描かれています。

直秀はなぜ殺されたのか

第9回では東三条殿に盗みに入り、捕まってしまった直秀達ですが、道長は検非違使に賄賂を渡し大目に見るようお願いします。

それなのになぜ最終的に殺されることになったのでしょうか。

疑問のイラスト

それについて少し検証していきたいと思います。

検非違使が始末しろと勘違いをしてしまった

当時の泥棒の罪であれば、殺されるほどではなく鞭打ちの刑ですむ程度であったと言われています。

「手荒なことはしないでくれ」と道長が賄賂を渡したということを検非違使が言葉通りの意味ではなく「始末しろ」と誤解して殺してしまったという説です。

盗みに入られた道長がわざわざ検非違使に賄賂を渡すということですし、誤解してしまっても仕方ないかもしれませんね。

人違いをしてしまった下級役人の因縁

第2回で、検非違使の下級役人である放免に追いかけられた直秀を人違いをし道長が捕らえられてしまうシーンがありました。

そして鳥辺野で直秀たちを処刑した人物が、なんと第2回で直秀を逃してしまい道長を間違って捕らえた人と同一人物でした。

流罪で許されたはずが最終的には殺されてしまった今回の事件の裏側には第2回の人違いをし逃げられてしまった因縁もあったのでしょうか。

流罪にする手間を惜しんだ

直秀たちは結局流罪という刑になりましたが、パトカーもない当時は7人を流罪にするのはなかなかの手間だったのではないでしょうか。

そんな面倒くさいことをするなら途中で処刑してしまった方が簡単なのではという考えです。

貴族の家に盗みを犯した犯罪人、貴族にとってもそばにいてもらいたくはない存在です。

それであれば誰にもバレないような鳥辺野で処刑したところで、気づく人もいなければ、誰も気にもしないのではと役人も思ったのではないでしょうか。

ガイドブックによる解説

実はガイドブックによると、この事件のことがしっかりと説明されています。

普通は鞭打ちにされるところを道長が賄賂を送ったことによって流罪にされてしまいます。

ただし流罪にすると流罪先の手配や護送したりしなければいけなかったり手間がかかることになってしまいます。

その手間を惜しんで流罪という形にしてその途中で人があまり近づかないような鳥辺野で殺してしまったということで説明されています。

握りしめられていた泥の意味

そして鳥辺野で、仲間たちと共に無惨な姿になった直秀。

直秀たちの姿をみつけた道長とまひろですが、直秀の拳には泥が握りしめられていました

このシーンもとても強烈な印象を残しました。

これは台本にはなく直秀を演じた舞熊克哉さんのアイデアだったそうです。

そしてその理由をインタビューにて二つ述べています。

「一つは抵抗したんだろうなと。実は直秀を殺した人物は第2回で登場しているんです。直秀が町の人をいじめていた検非違使にイラッとして石ころを投げて逃げていたら、まひろとぶつかる……というシーンだったんですけど、その時に“待て!”と直秀を追いかけていた二人に殺されるわけです。その二人に対してというよりも、国の権力に対しての反抗、悔しさがにじみ出た死に方になったらいいなと。もう一つは、そんな思いを道長にバトンタッチするようなニュアンス。観てくださる方に伝わるかどうかはわからないけど、僕としてはそういう思いでした

そんな熱い思いがあの泥には込められていたんですね。

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まとめ

今回は道長が検非違使に賄賂も渡し、流罪になった直秀がなぜ殺されてしまったのかということに深掘りしてみました。

  • 検非違使が始末しろと勘違いをしてしまった
  • 人違いをしてしまった下級役人の因縁
  • 流罪にする手間を惜しんだ

などSNSでは様々な推測がされました。

ガイドブックの説明によると流罪にする手間を惜しんで処刑してしまったという説が採用されたということが言及されています。

そして最後に握りしめられていた泥には直秀から道長にバトンを渡すという熱い思いが込められていました。