『ブギウギ』21週、りつ子とスズ子の対談により一度は微妙になってしまった関係ですが、りつ子の謝罪により、二人は本音で話し合い和解することに。
そんなスズ子のもとに突然大野晶子という人物が訪ねて来ます。
大野は家事、育児に追われるスズ子を見かねたりつ子の紹介による家政婦です。
21週最後に今後のドラマにも影響を与えてくれそうな新しい登場人物が現れました。
それではそんな家政婦の大野晶子はモデルになるような人物がいたのでしょうか。
その登場でのSNSの反響も見ていきたいと思います。
家政婦の大野晶子のモデルはいたの?
笠置シヅ子にも大野晶子のような家政婦のモデルがいたのでしょうか?
そんな疑問に検証していきたいと思います。
家政婦の大野晶子というキャラクター
大野 晶子
子育てに大変なスズ子のところにやってくる家政婦
青森出身で同郷のりつ子の知り合い
りつ子に頼まれ、スズ子の家に突然やってきた大野。
「茨田さんの頼みで、雇ってもらわないと帰れない」とそんな大野にスズ子も困ってしまいます。
「試しに1日だけでも」とついにスズ子は大野の家政婦を承諾してしまいます。
登場からとても濃いキャラクターを演出されていました。
大野晶子のモデルは誰?
それではそんな大野晶子さんにモデルはいたのでしょうか?
「初めてのお産でもあるし、身寄りの者が一人もいないところで生むのかと思うと、ちょっと心細くなる。ふっと思い出して、茂木さんに世田谷へ帰ってエイスケさんの着ていた浴衣と丹前とを持ってきて貰う。」
歌う自画像〜私のブギウギ伝記
笠置シヅ子さんの自伝には出産で入院しているシヅ子のために、身の回りのお世話をしている茂木さんという家政婦のようなお手伝いさんがいたというような記述があります。
シヅ子の出産時期であったり、少しドラマとはタイミングが違いますが、おそらくこの茂木さんという方が大野晶子に一番近しい存在なのではないでしょうか。
ただ公式には大野晶子のモデルといわれている人は発表されていないためはっきりとした人は見つかりませんでした。
大野晶子を演じる木野花
木野花(きの はな)
生年月日 1948年1月8日生まれ
出身地 青森県出身
出身校 弘前大学教育学部美術学科卒
サイズ 身長:160cm
大野晶子と一緒で木野花さんも青森出身のようです。
どうりで大野役にもピッタリな女優さんですね。
若い頃には小説家を目指したり、美術教師をされたりとそこから演劇という世界に飛び込まれたようです。
何かを表現をすることを生業とされ、今は演劇や舞台、ドラマや映画などで活躍されています。
NHKの朝ドラの『あまちゃん』にも出演済みで「メガネ会計ババア」というこちらもクセの強いキャラクターを演じられていました。
SNSの反響
少し強引ですが、愛のあるキャラクターの大野晶子さんは登場してすぐにSNSでは話題になっていましたので、それを少しまとめてみたいと思います。
めっちゃ頼りになるー!!
各家庭に大野さんが必要だよー
大野さんめちゃくちゃ頼もしい・・・!
「ずっとひとりでがんばってきたんですね」
大野さんわかってたんだ。
そうだよね、あの茨田さんが助けてあげてほしいとお願いしてきた人だもん。
子どもの面倒をみつつ本当に助けるべき相手は誰だったのか。
大野さんはきっとわかってたんだ。
仕事をする上で邪魔だったり周りに迷惑をかけるから愛子ちゃんを預けるのではなく、
スズ子の気持ちを楽にするために大野さんは預かったんだよな。
スズ子の気持ち第一に考えてくれてる。
だからスズ子も彼女を受け入れたんだと思う。
お花の障子なら女の子は破らないと笑う大野さんに感動してしまった。
育児に慣れているということではなく、子供の気持ちを理解していることが伝わる。
私も育児がしんどかった時に大野さんに出会いたかった。
大野さん、世が世なら子育て指南本を出版できたんじゃないだろうか…。
今週はスズ子の「子離れ」が最大のテーマだったんだ。
山下さんが「そないに心配でっか」とあきれるほど、試写会の間も
愛子のことが気にかかって頭を離れない。
「母親失格」とまで口走ったり。
でも愛子はたくましく子供の気持ちをつかめる大野さんにすぐ慣れた。
スズ子の気持ちがようやく解放された。
一人でがんばっているスズ子に大野晶子という家政婦の登場により、視聴者も心温まりましたね。
そんなわけで21週目は一気に笑顔が増えた週になりました。
そして21周目の題名でもあるヘイヘイブギーの歌詞でもある「あなたが笑えばわたしも笑う」。
愛子が笑えばマミーのスズ子も笑うし、スズ子が笑えば愛子も笑う。
ドラマの登場人物もそれを見守る視聴者も心あたたまる週となりました。
まとめ
りつ子が紹介してれた家政婦、大野晶子には直接なモデルは存在しませんでしたが、それの近い人、茂木さんという人物がいたようです。
そしてその大野晶子を演じる木野花さんも役柄にピッタリとあった女優さんでした。
成長し、おてんばになった愛子にてんてこ舞いなスズ子が映画という新しいことの挑戦したり、りつ子との衝突からの和解。
そしてりつ子の紹介で登場した愛ある家政婦の大野晶子の登場は今後のストーリーのよいスパイスになりそうですね。
また22週目も楽しみですね。