『虎に翼』そのタイトルが付けられた二つの由来とは

虎に翼のタイトル 朝ドラ
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2024年の4月1日から新しいNHK連続テレビ小説『虎に翼』が始まります。

今回のドラマは日本初の女性弁護士である、三淵嘉子をモデルに構成されたストーリーになります。

主人公の猪爪寅子を女優の伊藤沙莉さんが演じられています。

Xより

連続テレビ小説「虎に翼」。主演は伊藤沙莉。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く

NHK公式サイト

今回のドラマの『虎に翼』はNHK連続テレビ小説では、珍しい漢字のタイトルでどういった意味でどんな由来で付けられたのでしょうか。

題名年代
ちむどんどん2022前
舞いあがれ!2022後
らんまん2023前
ブギウギ2023後
虎に翼2024前

今回はその由来でもある、伊藤沙莉さん演じる主人公猪爪寅子とドラマのタイトルについて深掘りしていきましょう。

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虎に翼というタイトルになった二つの由来

それでは今回のタイトルである『虎に翼』になった二つの由来に言及されていたので、それについて見ていきたいと思います。

中国の故事成語 虎に翼

『虎に翼』とは中国の思想家・韓非子(かんぴし)の言葉で、「もともと強いものにさらに強さが加わること」の意味です。

例文

・権力にものを言わせる彼に重役がつくなんて虎に翼だ

・彼に大手スポンサーがつけば鬼に金棒、虎に翼だ

現代では虎に翼よりも鬼に金棒の方が使われるかもしれませんね。

ドラマでは翼を法律に例えて、法律という翼を得た主人公が成長していく過程を描いていくようです。

三淵嘉子をモデルにした主人公の猪爪寅子のあだ名トラコ

三淵嘉子は5年に一度の周期で回ってくる「五黄の寅」の年の1914年生まれでトラママと呼ばれた力強い女性でした。

その三淵嘉子をモデルにした猪爪寅子も「五黄の寅」の年生まれで、あだ名でトラコと呼ばれています。

そんなトラコが法律という翼を得て力強く羽ばたいていいく様子から今回のドラマのタイトルが決まったようです。

主人公の猪爪寅子を演じる伊藤沙莉さん

猪爪寅子

大正3年(1914)五黄(ごおう)の寅年に生まれ、寅子(ともこ)と名付けられる。女学校の卒業を迎えた年、お見合い結婚を勧める母親を振り切って、女性に法律を教える日本で唯一の学校への入学を決意。そこで出会った仲間たちと切磋琢磨(せっさたくま)し、やがて日本初の女性弁護士となる。世間知らずで自信家の所もあるが、全てに全力の人。弁護士として、裁判官として、一歩ずつ成長していく。あだ名は“トラコ”。

今回、そんな猪爪寅子を演じる伊藤沙莉さん。

9歳の頃から活躍していたもう芸歴も20年のベテラン女優さんです。

伊藤沙莉

生年月日:1994年5月4日
出身:千葉県
特技:ダンス
事務所:アルファエージャンシー

子役時代から安定感のある演技力には定評があり、数々の作品に出演。
生まれ持った芝居のセンスでシリアスもコメディもこなす、将来有望な個性派女優。

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まとめ

今回は2024年4月1日から新しく始まるNHK連続テレビ小説『虎に翼』の主人公の猪爪寅子とドラマのタイトルについて深掘りしました。

伊藤沙莉さんが演じる猪爪寅子が法律という翼を得る過程と、それの翼を使って羽ばたいていく成長の過程を描かれる今作も早くも楽しみですね。