1月22日に発表された新キャストが大活躍した24週「ものごっついええ子や」でしたが、25週の「ズキズキするわ」で出演する吉柳咲良さん演じる水城アユミが注目されています。
スズ子の大ファンで若手人気歌手、やがてスズ子のライバルとなる人物とのことです。
残りわずかとなるドラマの終盤で現れたラスボス的な存在になりそうですね。
それでは水城アユミの史実でのモデルは誰なのでしょうか?
何人か候補が出てきたので今回はそれについて検証していきたいと思います。
水城アユミのモデル3人の候補たち
水城アユミのモデルには何人かの候補があがっていて、今回は以下3人に絞って検証してみたいと思います。
美空ひばり、高峰秀子、江利チエミです。
それではそれぞれの経歴と笠置シヅ子との関係について見ていきましょう。
美空ひばり
笠置シヅ子に憧れ9歳でデビュー。
二人の歳の差はなんと23歳と親子並みに離れています。
美空ひばりは笠置シヅ子のモノマネで天才少女歌手として活躍し、「ベビー笠置」、「ブギの豆女王」と呼ばれ一躍人気になります。
そしてシヅ子がアメリカ公演に行く一ヶ月前に、なんと美空ひばりがアメリカ公演を計画実行させてしまいます。
そこで笠置サイドからは美空ひばりに笠置シヅ子の歌の使用を禁止しますが、美空ひばりのマネージャーはこれを無視してブギを歌いアメリカ公演を見事成功させてしまうのです。
そうこうして確執ができてしまった美空ひばりと笠置シヅ子は後に何かと比較されるようになってしまいます。
そんなことに嫌気がしてしまった美空ひばりはブギを歌うことを辞め、「お祭りマンボ」を歌いヒットさせ、そして徐々にブギブームも去っていき、笠置シヅ子は歌手を引退し、役者に専念していくことになります。
高峰秀子
コメディーミュージカル映画の「銀座カンカン娘」で笠置シヅ子と共演し、彼女が歌った主題歌は50万枚を売り上げ現在でも歌い継がれています。
この映画の音楽は服部良一が担当しています。
高峰秀子は歌手というより女優として活躍していたようで、カンカン娘もそのアイドル的な人気で主題歌を歌ったようです。
笠置シヅ子と出会ってからは、彼女に魅了され、仕事の合間にはシヅ子の歌うステージを追いかけてたと後にエッセイで語っています。
江利チエミ
彼女も美空ひばりと同世代で、笠置シヅ子に憧れて歌の世界に入った天才少女。
「東京ブギウギ」もカバーしたりと、憧れの笠置シヅ子の歌マネを得意としてました。
ジャズ歌手としても活躍しますが、母親は喜劇女優の谷崎歳子で、母親譲りの喜劇女優としての才能もあり、吉本興業に所属し、エノケンこと榎本健一とも共演したりしています。
水城アユミを演じる吉柳咲良さん
吉柳咲良
2004年4月22日生まれ
茨城出身
2016年、第41回ホリプロタレントスカウトキャラバンで歴代最年少グランプリに輝き、芸能界入り。17年にミュージカル「ピーターパン」で、歴代最年少タイ記録の13歳でタイトルロールを演じ、デビューを果たす。19年には、新海誠監督作の映画「天気の子」でメインキャストの天野凪の声を担当したほか、映画「初恋ロスタイム」(19)ではヒロインを演じる。
若い頃からミュージカルなどでも活躍、NHKのドラマ「アイドル誕生・輝け昭和歌謡」では山下百恵を熱演。
ミュージカルで鍛えた歌声で、Youtubeチャンネルでは中森明菜「飾りじゃないの涙は」山下百恵の「イミテイション・ゴールド」などの昭和歌謡曲を披露。
プロ並みに歌える女優として活動。
まとめ
今回は25週目から登場する新登場するキャラクター、水城アユミのモデルについて考察してみます。
モデルにあげた3人ですが、それぞれの共通点があり、この人といったのは難しいかと思いますが、共通点が多いのは美空ひばりのように感じます。
もしかしたらそれぞれの共通点を合わせて作られたキャラクターかもしれません。
そんな水城アユミを演じる歌える女優さんの吉柳咲良さんにも注目ですね。